ドラマアワード16冠達成大ヒット史劇!中国ドラマの原作中国小説『蓮花楼(れんかろう)』の日本語版(全4巻、順次発売予定)。その1巻目となる「蓮花楼1」が2025年3月25日(火)にヴォワリエブックスより発売になります。
中国エンタメに詳しいライターのお三方に一足先に「蓮花楼1」をお読みいただき、ドラマを観た人はもちろん、これから観る人にも小説『蓮花楼』日本語版の魅力や楽しむ方法について聞く座談会を開催しました。
中華エンタメライター/翻訳者
沢井メグさん
ドラマ「蓮花楼」の推しは方多病(ファンドゥオビン)。よく食べるところも可愛い!
X @Megmi381
アジアン・エンタメライター
青木久美子さん
ドラマ「蓮花楼」の推しは李蓮花(リーリエンホワ)と、たまに出てくる犬の狐狸精。登場すると嬉しくなっちゃう!
編集者、ライター
熊坂多恵さん
ドラマ「蓮花楼」の推しは、笛飛声(ディーフェイション)。いけずで素敵!
――「蓮花楼1」を読んでみた感想を教えてください!

沢井
武侠小説というジャンルではあるけれど、今までの伝統的なものとは随分雰囲気が違うなと。
伝統的な武侠小説って面白いんですけど、ハマるまでのハードルって結構高いんですよね。

熊坂
わかります。びっくりするくらいハードル高いですよね。

沢井
それと比較すると小説はすっと入ってくるなと思いました。“語り口調”も軽やかで、とても読みやすくて“新しい”と感じました。ミステリーっていう要素も武侠小説の中では”新しい“ですよね。でも調べてみたら、原作は20年ぐらい前に書かれたそうで、さらにびっくりしました!

青木
え!そんなに前なの!!!


沢井
幽霊・怪奇現象→実はこんなトリックでしたという流れの中国ドラマって、本当に今流行っているじゃないですか。時代を先取りしていた、むしろ時代が追いついたと言えそうな原作小説だなと思いました。

青木
字の大きさもちょうどよく、事件ごとに分かれているので、すごく読みやすかったです。武侠小説はほとんど読んだことがなかったし、ドラマも結構挫折してきました笑 戦いの興奮が伝わるような作品も面白いのですが、小説「蓮花楼1」はソフトな感じがして。あとは“ミステリー”が面白いなと!

熊坂
やっぱりそうですよね!!!

青木
どうやって謎を解いていくのかが本当によくできているなと。ドラマだと深く考えなくても観れるのがいいところだけど、小説になると「これがこうでこうだからなのね!なるほどねー!」とすごく理解が進みましたね。それが本当に面白くて。続きが気になってる~。

一同
それは間違いない笑


青木
中国小説って登場人物の名前になじみがなくて、読み進めるの一苦労じゃないですか。小説では登場人物名のすべてにルビが振ってあったので、あれが助かりました笑 それもあって日本の推理小説のような雰囲気で読めるので、あっという間に読み終えちゃいましたね。

熊坂
たしかに、配慮が行き届いてますよね。全部にルビ振るの大変なんですよ笑
私は、ドラマと小説は最初が面白くないと先に進めないと思うんです。でも中国ドラマって「10話我慢しろ!」っていうのがよくあって笑 最初退屈なのが結構あるんですよね。でも、ドラマ「蓮花楼」は最初のつかみがばっちりで、小説でもそうなので、改めてその凄さを実感しました。

一同
うんうん。最初から面白いっていうのは重要ですよね。


熊坂
それに、文字だから伝わる描写に面白さを感じました。例えば花嫁衣裳はドラマだと「キレイなドレス」という印象でしかないんですが、小説を読むと「真珠を使った花がたくさんついた」みたいな細かい表現があったりして、実はその後につながるヒントも隠れていたりして、ドラマでは気づけなかった伏線に気付き、より楽しむことができましたね。

沢井
それは本当に小説ならではですよね!

青木
ドラマを観てるのもあって、普段だったら深く考えないような風景描写とかもイメージしやすくて!

熊坂
ドラマと原作ってやっぱり違うので、ドラマを観た人も違う角度から同じ物語をみることができる楽しさがあるなーと思いました。
――みなさん、ありがとうございました!後編もよろしくお願いします!
小説『蓮花楼』日本語版とは
俳優チョン・イー(成毅)・ツォン・シュンシー(曾舜晞)シャオ・シュンヤオ(肖順堯)らが出演し“ヒロイン不在ながら最高に面白い時代劇”としてSNSで話題となり、2023国剧盛典 年度優秀ドラマ賞をはじめ各ドラマアワード16冠達成した大ヒット中国ドラマで、今回発売するのは、原作小説「吉祥紋蓮花楼」の日本語版となる中国小説『蓮花楼(れんかろう)』(全4巻、順次発売予定)の第1巻です。
ドラマ「蓮花楼」は、Blu-ray&DVD-BOXの1~3が発売中(発売元/販売元:エスピーオー)、2025年2月よりCS放送 女性チャンネル♪LaLa TVにて放送中です。
商品情報

書籍名:蓮花楼1(れんかろう いち)
レーベル:ヴォワリエブックス (発行・発売:日販アイ・ピー・エス株式会社)
発売日:2025年3月25日(火)*地域や書店によって販売開始時期が前後する可能性があります
定価:2,530円 (本体:2,300円+税)
著者:藤萍(てんぴん)
訳者:浜見凪(はまみ なぎ)
装画:処豊和(ところ とよかず)
装丁:宮川和夫(みやがわ かずお)
版型:四六判並製
ISBN:978-4-86505-552-8
サイト:https://voilierbooks.com/